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2013年8月30日 (金)

ただ歩くということ(前編)。

マッチは小さい頃、多動ではなく、逆にあまり動かない子でした。

ひとりで歩き始めるのも遅かったためか、

走るどころか、歩くのも苦手でした。

少しの距離を歩くのも座り込んだりして、

結局、私が抱き上げ、移動しました。

少し成長すると、ぽちぽちと歩くようにはなりましたが、

不安定な歩き方で、とてもいやそうに歩いていました。

私が手をつなぎ、歌をうたったりしながら、歩きました。

そんな感じでも、手をつないでいっしょに歩けることを私はうれしく思っていました。

なかなか歩こうとしなかったマッチと並んで歩けることが幸せでした。

そんな日々が続き、小学校に入学、

手をつなぐことになんとなく違和感があったものの、

まだまだマッチは小さく、もちろん危険の認識もできなかったので、

手を離して、ひとりで歩かせようとはなかなか思えませんでした。

マッチの小さく、あたたかく、かわいらしい手が、

私の手にのびて、ぎゅっと握ってくれる幸せを失うのもなんだかいやでした。

しかし、一方で、このままいつまで母は、マッチと手をつなぐのか、と考えました。

年々マッチは成長するのに、

いつまでも手を握って安心して歩きたいのは、私のほうではないのか、と。

だんだん、そんな気持ちが強くなりました。

軽く書き始めたら、長くなったので、2回に分けます。

Aruku_2




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