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2013年11月27日 (水)

スーパーお嬢様。

前回の「源氏物語」の記事で、

読者はそれぞれ好きな女性がちがう!と書きましたが、

もちろん、少々の偏りはありました。

何人かが、名前をあげたのが、

「六の君」です。またの名を「朧月夜の君」。

私も学生時代、好きでした~。

今をときめく右大臣家のお姫様、

姉は、あの弘徽殿の女御です。

「あの」って・・・smile

「弘徽殿」こ・き・で・ん、たぶん古文の教科書にも出てきましたっけ。

ほら、源氏の母、桐壷の更衣をいじめていたこわ~~い奥方ですよ。

でもね、私、この弘徽殿も、きらいじゃありません。

ああ、だめだめ、これを書き始めると、また話がのびます。また別の機会に。

で、弘徽殿の妹の「六の君」は、

あまり姉には似ていません。

活発で現代的、明るく、ハッとするほどの美しい容姿。

しかも、もうすぐ、春宮のもとに入内が決まっています。

右大臣家や弘徽殿という強力なバックを従え、前途洋々、

女性たちがあこがれるすべてを手にしている女性という感じがします。

現代に置き換えても、人気があるのもうなずけます。

「朧月夜に似るものぞなき」

彼女の名前にもなる歌をうたいながら、

源氏と出会う場面はなんとも美しく印象的です。

漆黒の闇、薄黄の朧月、そして、そこに現れる華やかな六の君の十二単。

「色」の鮮やかなコントラストが、写真のように目に浮かぶシーンです。

一方、源氏は、左大臣家の婿なので、左大臣家のバックアップを受けています。

右大臣家とは対立関係にあり、

しかも、その姫は、入内を控えている・・・

「これはちょっとあぶない」と自覚しつつ、

障害が多い恋が盛り上がる、というのは、

洋の東西や時代を問わず、ありがちですね。

でも・・・

もうannoy!どうして、彼女はこの時、源氏と出会ってしまったのか、

私は、少し腹立たしい気がするんですよね。

そのまま、女御として入内しておけば、もっとちがう人生があったかもしれないのに。

いえ・・・彼女は、入内するんですよ、でも尚侍という低い地位です。

右大臣家がバックについているというのに・・・。

それは、源氏との仲が発覚してしまったからですshock

もうannoyホントに余計なことをする源氏でしょう。

しかも入内後もず~っと続くんですから、

手に入らないものをほしがる源氏の悪いクセです。

図々しいったらgawk

そう思うのは、私の年齢があがったからかなcatface

ま、源氏には、その後、

自業自得の結果が待っていますけどね、おっほっほ~( ̄▽ ̄)。

あれcatface?いつのまにか、弘徽殿の気持ちにシンクロしてしまいました。

ま、とにかく「六の君」は、

源氏の人生をターニングポイントへ導くキーウーマンとなります。

その思惑よりも低い地位、しかしそれを補って余りある美と力、そして恋、

そういう意味で、彼女は、「女性版源氏」だと思います。

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