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2015年3月 1日 (日)

いちばん好きな登場人物2015

わ~い、久々、源氏。

私が今いちばん好きな登場人物は、

玉鬘(たまかずら)」です。

彼女の境遇を説明するには、二人の登場人物を説明しなくちゃ・・・。

まずは・・・「頭中将(とうのちゅうじょう)」。

彼は、左大臣家の御曹司、

源氏の義兄(源氏の正妻「葵の上」の兄)です。

なにもかもに恵まれた源氏の良きライバルであり、親友、

のちに政敵にもなります。

それともう一人、「夕顔」。

彼女は、下町に住まう謎の女君。

飾らず、求めず、たおやかで、はかなげな・・・

そういった性格が、かえって人の気持ちをわが物とする、

今で言えば、「魔性の女性」・・・でしょうか。

私は、女性陣の中で、彼女がいちばん苦手です。

わからないthink

行動にも謎が多すぎるので、その心情は、理解に苦しみます。

ま、とにかく、その頭中将と夕顔の間の娘が玉鬘です。

ふぅ~~~、ここまでで、すでに長いsweat02。さて本題です。

その夕顔の娘「玉鬘」、美しい外見は母に似ていますが、

内面は母とはちがい、しっかりとした女性です。

母、夕顔が亡くなったあと、

幼い玉鬘は、九州で暮らすことに。

そこで、成長し、望まない結婚相手から逃げてきたところで、

源氏に仕える亡き母の侍女に会い、源氏の養女になります。

、そこでもいろいろありつつcoldsweats01(書けば、また長いsweat02

でも、今上帝に仕えることが晴れて決まります。

、そんな時、かねてから、求愛されていた多くの貴公子たちのなかで、

髭黒大将に連れ去られてしまいます。

「ひげぐろ」は、その名の通り、

貴族では、ビジュアル的にもかなり異質なキャラクターです。

よく言えば、ワイルド、

普通に言えば、貴公子としての嗜みに欠ける、不器用といいますか・・・

しかも、かなり年上で妻もいる、というあまり好ましく思われない相手です。

でも、連れ去られた玉鬘は、辛く思いながらも、

結婚し、大将をバックアップしながら、

3人の子どもをもうけ、立派に育てることになります。

そんな彼女について、昔の私は、こう思いました。

「髭黒大将に連れ去られるなんて、ガッッッカリ(ノ_≦ )。

これから、帝の元で、華やかな世界が待っているのかと期待していたのに、

年上で無骨な大将を玉鬘の結婚相手にするとは、紫式部もどうかしちゃったんでは?

玉鬘は、結局、意志がそれほど強くない、流されやすい女性だったということかな。」

と思っていました。

今思い返せば、考え方が若い・・・。

環境というのは、本人が頑張れば、ある程度整えることができても、

すべてが思うように整うわけではありません、当たり前のことかもしれませんけど。

長い人生においては、思いも寄らないことが起こったり、

窮地に追い込まれたり、山あり、谷ありです。

そんな時こそ、歩んできた道のりで学んできたことをどう活かすのか、

その人の真の人間性が浮かび上がるのだと思います。

実は、源氏は、当初、この結婚に機嫌を損ねていましたが、

髭黒も出世し、ふたりの子どもは、のちに、源氏の孫のひとりとして、舞を披露します。

玉鬘の力が大きかったのでは、と思うんです。

玉鬘は、人にも場所にも、もちろん時代にも翻弄されながら、懸命に前を向き、

そして雄々しく力強くその場に立ったのだと思います。

受け入れがたいような難しい状況に少しは落ち込んでも、

また新たな場で前へと進む前向きさ、明るさ、力強さ、美しさ。

少しでもそうありたいな、と、ここ数年、大好きなんです。

Hiina

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